exit
田代マン

【デビュー】
2016年8月
【所属】
フリー(元POPPO PRODUCTION)
【職業】
ヒーロー
【性格】
中身がしょっちゅう入れ替わるため多重人格といえる
【好きな言葉】
農村ファンタジー化現象
【特徴】
しょっちゅう入れ替わるため毎回衣装が正しく装着されない
彼は二代目である。初代はCGキャラでの登場でキャラ設定が定まって
いない、衣装デザインのセンスがない、CGモデリングが下手だった等
  の理由で引退させた。二代目のキャラ設定は一言でいえば「頼りないヒ
ーロー」。曲がりなりにもヒーローなので短期間で実物化された。
衣装の設計は特に行わず頭の中にあるイメーで適当に作った。
田代夏祭りに実物が登場した時のお客さんの恥ずかしそうな表情が何と
も言えない感じだった。お客さんが恥ずかしくなるヒーローって。。。
田代保育園の豆まきで鬼を退治した時は、園庭で泣いていた園児がみん
な駆け寄り涙を流しながらしきりに田代マンに話しかけていた。
しかし3歳児以下の部屋に行くとまるで断末魔の叫びのように大号泣さ
れた。ヘルメットのシールド部分が薄いグリーンのマジックミラータイ
プだったからだろう。
毎回中身が入れ替わるのはたまたまそうなっているだけで、誰かが手を
上げてくれればヘルメットと衣装を一式お渡しするつもり。
学校では学級委員長になる事でさえ話し合いの場が持たれ落選の確立も
高いが、田代マンの場合、言ってくれれば確実にヒーローになれる。
悪くない話しだと思う。
                      文/Hideki Takahashi